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能登半島地震 被災猫救援のクラウドファンディング、本日より始まりました。皆さまの応援をどうぞよろしくお願いします。
2024.09.01
能登半島地震 被災猫救援のクラウドファンディング、本日より始まりました。皆さまの応援をどうぞよろしくお願いします。

今年の元旦に発災した能登半島地震。8か月が経とうとしています。
能登半島地震による被災地の復旧は、これまでの災害では例を見ないほど遅れています。

これは、半島という地勢、被害が広範囲に及んでいることなどが理由とされており、財務省が「人口の減少する被災地への財政支出は避けたい。(過疎地から移住して)集約的なまちづくりを」との立場を明確にすることが報道されるなど、復興は困難であるとの見通しが報道されています。
※出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240409/k10014416611000.html

国・自治体が被災地の復興は困難として人の移住を推奨しているとしたら、人とともに暮らしていたペットはどうなってしまうのでしょう。ペットはどうしても後回しにされがちです。復旧が遅れている被災地の収容施設では、動物の病気や怪我の検査や治療、手術など、十分な医療を実施する態勢がありません。不妊手術さえ難しいのが現実です。人に馴れていない猫を社会化する余裕もないでしょう。

十分に人に馴れている健康な成猫、生まれたばかりの健康な子猫。
こうした子たちは譲渡に繋がりやすいです。

他方、「人に馴れていない成猫」「病気や怪我で検査や治療が必要な猫」…。こうした猫たちはそもそも譲渡が難しいだけでなく、被災地では治療や社会化をすることすら難しい状況です。

「石川県内では譲渡の難しい猫を東京で譲渡してもらえないか」という、いしかわ動物愛護センターからの意向に応えて、私たちは、そのような猫たちを引き出して、東京へ搬送しています。

しかし、現地までの交通費や猫たちの搬送費、さらに保護した猫たちの医療費は、すべて自費で賄っており、常に団体の運営費・活動費を圧迫しているのが実情です。そこでこの度、クラウドファンディングに挑戦して、保護した猫たちの医療費を含む被災地での猫の救援活動費用にご支援を募ることを決断しました。

ご賛同いただける皆様からの温かいご支援を、心からお願い申し上げます。

詳細はこちらよりご覧いただけます。
https://readyfor.jp/projects/metha-welfare-noto/